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葬祭ディレクターが見た家族葬 2026年8月上旬

2026.08.05

「自分の葬式に、そんなに大勢来なくてもいいよ」。最近、そんな言葉をよく聞きます。

けれど家族は、いざとなると迷うものです。「身内だけの葬儀では、寂しくないだろうか」と。

葬儀社で働く私から申し上げれば、お葬式の温かさは、人数では決まりません。

家族葬では、気心の知れた方々が集まり、故人の昔話に花を咲かせます。

好きだった音楽を流し、思い出の写真を飾り、「ありがとう」と素直に伝えることもできます。

「お父さんは頑固だった」「でも孫には甘かった」。そんな話をしているうちに、涙の中にも笑顔が生まれます。

形式に追われず、ゆっくりお別れができるのが、家族葬のよいところです。豪華な祭壇よりも、好きだった花を一輪。長い挨拶よりも、心からの「ありがとう」を一言。

お葬式は、故人と家族のための最後の大切な時間です。家族の心に温かな記憶が残る家族葬を、私たちは心を込めてお手伝いしています。